(平成20年2月20日〜)

一人で勝手に百射会


直心カーボン2寸伸び16s(平成6年夏購入)
イーストン kyudo carbon 黒鷲手羽
ユガケ 千葉弓具 幸弘(平成8年9月使用開始)
所要時間 約2時間30分(途中昼食・休憩時間を含む)

 嫁さんと子供達が里へ遊びに行き、一日フリーになれる日がありましたので、何年ぶりかに一人百射会を行うことにしました。

 最近は少々復調の兆しがあったのですが、調子の上下動が大きい状態が続いています。自分が言うのも如何なモノかと思いますが、技術的にはそれなりの成長を実感しています。ただ、中りが思ったほどに伸びません。そこで、稽古量を増やして的中を安定化させねばならないのですが、発射しても的から外れてしまう稽古をいくらしても、的を外す稽古をしているに過ぎないと考え、安易に稽古量を増やすだけでは意味がないと思っています。ちょっと語弊がありますが、稽古中に一生懸命引かなければ中らないようなレベルであれば先ず試合では通用せず、稽古中に普通に引ければ普通に中るようなレベルでないと、自己満足出来る試合結果・精神状態までに持って行けないと思うのです。自分が中っていた時期は今よりも技術は劣っていましたが、自分の射にそれなりの自信を持っていましたので、普通に引ければ素直に的に中って、結果も出て自己満足の域までは達していました。しかし、現在では20歳頃よりも上手く引けている筈なのに、自分の弓に全く自信が持てていませんので、稽古中もかなり気合い入れて引かないと中らないし、試合などは悲惨な目に遭わされています。先ずは意識改革が現在の自分に一番必要だと考えられます。的に中って喜んでいるようじゃ話になりません。強気に攻めて早気に片足を突っ込みましたが、先ずは中ることに慣れなければなりません。いとも簡単にとんでも無いことを話していますが、これしか晴れの場で結果を残す道筋はないと思うのです。

 ここ数年は20〜40射で稽古を終わっていましたが、良い射が2・3続けば「気分の良い内に・・・」と早々に引き上げることも多々ありましたので、良い的中率(自分の中で)の中での稽古に身を晒すことが殆どありませんでした。この習慣のせいで中りへの免疫が弱くなって行ったんじゃないかなと反省しました。これを教訓に時間もありましたので、百射会を一人で勝手に行ったのでした。5割超えれば御の字でしたので、6割という結果にちょっとだけ自己満足しています(笑わないで下さいね)。しかし、一人っきりで行いましたので、人前で行うと5割行くか行かない位になると思います。これも中りに慣れていないが故の調子の上下・・・。中っていた頃の自信を取り戻せるかな?中りに慣れるくらい本当に中てられるのか?疑問符だらけです。


過去の「弓道のこと」表紙に戻る