ちょっと京都へ


(平成17年11月25日)
 慰安旅行の1つのコースが「京都」でした。しかも、到着後はフリー。これは行くしかない・・・、柴田勘十郎さんのお店に。

 私が柴田さんの弓を引くようになったのは、平成15年10月に徳島でねんりんピックが開催されたときに、柴田さんが徳島まで弓を持ってきている時に購入したのが初めです。前々から柴田さんの弓に興味を抱き、ねんりんピック会場に柴田さんのブースを見つけ時には、足はいつの間にかそのブースに向かい柴田さんとそのお弟子さんとお話していたのでした。帰りの車には一張りの「柴田勘十郎」が乗り合わせて・・・。
 その後、もう一張り購入したり、外竹を弾いて修理に出したり・・・。何度か柴田さんのお店に行く機会がありました。そんなこんなで、いつの間にか家にある弓は柴田さんばかりになっている状態です。

 さて、私の慰安旅行のメインは京都の紅葉ではなく、あくまでも「柴田勘十郎弓店」なのです。慰安旅行に弓を二張りも持って行くこと自体異例なのでしょうが、京都に立ち寄りながら柴田さんのお店に行かなとは何とも・・・、と思ったまでです。かといって、京都観光を一切しなかった訳ではありません。ちょこちょこと有名どころ、コースから外れる静かな所まで初日の夜と二日目に回らせてもらいました。

 京都駅からてくてくと五条大橋の近くまで歩いて、柴田さんのお店に到着。二張り持参したうち一張りは「火入れ」をして調整して頂き、もう一張りは弓力を上げるべく改造をお願い致しました。少々珍しい弓になる予定です。完成致しましたら公開する予定です。お楽しみに。


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(お店の外観)


(パンフレットにあるお店内部の写真)


(平成19年12月3日追記)
 その時分は弓も体も調子が良く、4寸伸びの弓力23sの弓を2寸伸びに詰めて弓力を上げて頂くことにしました。しかも、最近は認知度が上昇している「烏帽子弭」仕様でお願いしたのでした。しかし、完成した時には既に稽古回数も減り、子供が出来たり、右手の腱鞘炎を悪化させたりして、完成したこの弓を引きこなせなくなっていました。残念ですが、弓が引きたくても引けない様な日に、この弓を引っ張り出して弦を張り素引きしているのが現状です。




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